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◆Mother in Law◆


私とお義母さんとの関係に

ついて書こうと思います。



まず、家のお義母さんが

どんな人なのか書きます。



私の夫の両親は、彼が10才の時に離婚し

夫のお母さんはお父さんと離婚した後、

子供4人を育てながら、結婚で休学した

大学に復帰し、その後は大学院にも

数年通い、2つのmaster's degreeを

取得して、心理学者になりました。



10年前からは、家出やドラッグ等の

問題を抱える若者が全米から集まり

生活をする更正施設で働いています。

彼女はカウンセリングをしています。



そして2002年に建てた家の地下に、

バスルーム付きのお部屋を作り、

社会復帰目前の若者を1人か2人、

1・2ヶ月の間世話をしています。



仕事に行く前には必ずジョギングか

泳ぎに出掛け、常に家をきれいにし、

とても頭が良く、意志が強く

信念を持つすばらしい人です。



彼女はとても強く頑固ですが、

私もこう見えて(?!)意志が

強く頑固者なので、夫は

私とお義母さんは似た者同士だと

言っています。~~+

そっ、そうなのかしら??





ここからは私とお義母さんとの

確執(?!)についてです。



私と夫は日本で出会い、付き合い、

夫は一旦ユタの実家に戻りました。



1ヶ月後、私は彼の所へ遊びに行きました。

その時、お義母さんに初めて会いました。



彼が住んでいた彼の実家に泊めてもらい、

お義母さんも初めはとても感じが良かった。



しかし私が滞在している間ずっと、度々彼を

呼び出しては質問攻め&注意している様子。



私達の付き合いが心配なんでしょうが、

私にとってはまた何?という感じでした。



私はあまり自分の家族に干渉された事が

なかったので、大人なのにいちいち見る

映画にまで細かく指導をされるなんて、

とても居心地が悪い思いをしていました。



しばらくして私は日本へ帰国し、彼との

国際連距離恋愛の生活に戻りました。



ある日、いつものように国際電話で彼と

話していた時に、お母さんが"アメリカに

帰って来たんだし、これから誰とデートを

するの??"と聞くんだよと言われました。



私と付き合ってるのを知ってるのに何で??

とても傷つきました...ここで、あぁ私は

認められてなかったんだ、と気が付きました。



その後、夫は二人の将来の為にと

日本で暮らす事を決断しました。

決意をして来日するまでの半年間、

お義母さんは、正しい道ではない

考え直すようにと言い続けました。



彼が日本に来てからも電話や手紙で

"いつ帰ってくるの?"と彼に毎回

詰め寄っていたお義母さん...



彼が大学に行きたいと言うと、

お義母さんは"これから新しく家を

建てるから、その家にあなたの部屋を

用意するし、最初の1学期分の学費を

出してあげるから帰って来なさい、と

手紙に書いて送ってきました...



これには私もぶち切れました!!

まるで小さな子供におもちゃを

あげるから、ママの言う事聞いて!

と言ってるみたいに聞こえました。



その後もチクチクと色々言われましたが

私を受け入れなければ自分の息子は帰って

来ないと気が付き、作戦を変えてきました。



それからは、私と仲良くしようとしています。



結婚の時も日本にいてアメリカでの準備が

出来なかった私達に代わり、お義母さんが

多くの事を自ら進んで準備をしくれました。



ただ伝えた私達の希望とは違い、ほとんど

彼女が勝手に決めて予約したり、大量に

買い物をして請求書を持ってアメリカで

待っているというやり方でしたけれど..



例えば、私達が選んだ招待状の写真が

気に入らないからと、こちらには何も

言わずに写真抜きで発注するとか、

シャボン玉を100個も購入するとか...

理解は出来なかったけれど、助かりました。



ちょっと順序はズレますが、結婚前の

2002年夏、彼と一緒にユタへ里帰りし

お義母さん達と一緒にカリフォルニアへ

みんなで1週間程、旅行に行きました。

そしてついにその時、彼女は私達の結婚を

サポートすると言ってくれました。

すごく嬉しかったのを覚えています。



当時、彼女の家は建てたばかりで、半地下の

1フロアーはまだ手を付けていなかったんです。

そして、私達さえ良ければ、そこを私達の為に

お義父さんが部屋を作るわと言ってきました。

1フロアー全て、キッチンからバスルームから

全て私達の為に作ってくれると言うのです。



お義父さんは主にキッチンリフォームを行う

会社を経営していて、家を建てる資格も

持っているので、仕事から帰ってきた後に

毎日少しずつ作ってくれるとの事。



私達は驚きましたが、嬉しかったし感謝の

気持ちをこめて、お義母さんとお義父さんに

"考えてくれてありがとう、考えてみるね”と

伝えました。

(でも実は、お義母さんはお義父さんに相談も

なしに勝手に言っていたので、お義父さんは

私に言われてビックリしてました...)



その後すぐ、家族&親戚から、楽しみだと

言われ、なぜかユタでは、もう私達が

そこに住む事に決まっていました。(笑;)



未だに住むとも住まないとも言えない私達。

勝手に言われていても強くは断れないんです。



"いつ帰ってくるの?いつまでに作れば良いの?"

これ、お義母さんの口癖になっています。はぁ。



そのうち、お義母さんは、あなた達が来ない

ならば、ベースメントはKade(彼の弟)の遊び

部屋にするわっ!と言い出しました~!

え?!自分達の部屋の何倍もある場所を

11才の子供の遊び部屋にするの?!

でも、お義父さんは反対しています。



しかし、これも作戦の一つなのか、

この話は最近言わなくなりました。



最近では夫もお義母さんからの電話を

嫌がるようになってきました...

私は元から苦手ですが...



2004年4月にお義母さんとお義父さん

弟のKadeが日本に遊びに来ました。

狭い我が家に泊まってもらったので、

寝る時以外は、常に一緒でした。

とっても楽しかったけれど、私は正直

ストレスで参りそうだったなぁ...



家の両親も言っていますが、ユタには

住めたとしても、やっぱり同居は無理。

いくらキッチンもあって好きな様に

やって良いって言われても、同居したら

私が我慢出来なくなっちゃうと思う。

自分が自分らしくいられなくなる。

夫も同居しないと言ったら、どんな事に

なるか怖くて彼女に言えないでいます。

でも..夫よ、早く言ってくれ~!!



でもそれにしてもアメリカで同居って...

普通ないですよねぇ~。

日本人の長男と結婚したみたいですよね。





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